赤塚山公園 と ぎょぎょランド

ども。pom1です。

本日は豊川市の「あかつかやま(赤塚山)公園」に初めて行ってきました。
ここには、知る人ぞ知る淡水魚水族館「ぎょぎょランド」も併設されています。しかも無料。
無料。ファミリーには嬉しいですね。
これは行くしかないと浜松ICから東名で西へ。

赤塚山公園 と ぎょぎょランド
公園に着くとまず目に付くのがコレ。「水の広場」
当然、倅殿は昼食もそっちのけで海パン一丁で出撃。
一時間半も遊んでました。。。
これだけの規模の水遊び広場というと、ガーデンパークのが思い出されますが、
また違った趣向を凝らしており、楽しめる創りとなっております。
こんなスゴイモン誰が設計したのだろう。

赤塚山公園 と ぎょぎょランド
そしていよいよ「ぎょぎょランド」へ。
国内の淡水域、豊川水系、世界の淡水域に生息する魚類が展示されている水族館です。

赤塚山公園 と ぎょぎょランド
館内の様子。撮影はできますがフラッシュ厳禁。
生物たちが驚いて余計なストレスを与えないための配慮です。
見えにくいですが、亀です。

赤塚山公園 と ぎょぎょランド
ご覧のように、ため池を活用した親水公園もあります。
ため池の奥は、実は東名高速道路。「赤塚PA」のすぐ近くなのです。

草食系小型動物たちと触れ合えるミニ動物園「アニアニまある」もあります♪

赤塚山公園 と ぎょぎょランド
「ぎょぎょランド」からは少し離れた宮池ゾーンにある芝生広場。
映っているのはエイリアンではなく、カブトムシ型の遊具です。
このカブトムシは、単なる伊達ではなく、芝生広場周辺にはカブトムシ類が生息する森があるのです。
。。。平和な光景ですね。

赤塚山公園は豊川市営とのことですが、こんなにアイデア満載の公園を、しかも無料で楽しめるなんて、実にありがたい事です。
浜松からは約50km、所要1時間程度(東名利用)です。

公園の記事はここまで。


平和といえば……。
今日8月15日は終戦の日でした。
赤塚山公園で昼食のコンビニ弁当を喰らっている時、長いサイレンが鳴りました。時刻は正午。
あっそうだったと気付きました。玉音放送が流れたのも64年前のこの時でした。

赤塚山公園 と ぎょぎょランド
道中。正面が赤塚山公園ですが、写真に映っていない背面側が豊川海軍工廠跡地。

出発前、赤塚山公園へのルートを地図で調べていて、そのルートの沿線に広大な区画地があることに気付きました。
そして、ぎょぎょランド内にも気になるポスターが。ポスターにはB29の機影イラストと、戦時中らしい航空写真を合成したものでしたが、その写真に映っているもの、周辺道路の区割りや広大な区画形状が出発前に地図で見たものとほとんど変わらない。これは何だ?
そしてポスターには「豊川海軍工廠」について云々書かれておりました。航空写真は米軍が空襲時に撮った当時のものでした。

その広大な区画地、現在は自衛隊や日本車両製造やコニカミノルタ等の敷地となっていますが、戦前は豊川海軍工廠という軍需工場(主に機銃や弾薬を製造)。その規模は関連地も含めると330haで東洋一の規模だったそうですが、終戦の1週間前に大規模空襲により壊滅、多くの犠牲者があったそうです。

……豊川の海軍工廠と聞いて、以前のある話が急に思い起こされました。
7~8年前、山梨県身延町の町営温泉に行った時、浴槽で隣りの老人に話しかけられたことがありました。
老人「兄さん、どこから来たの?」
pom1「浜松です。」
老人「随分遠くから来たな。実は俺も昔浜松の近くにいたことがあるんだよ。」
pom1「どこですか。」
老人「浜松ではなくて実際には愛知県。中学の頃、豊川の海軍工廠で働いていた。勤労動員でね。俺は生まれは韮崎だったけど、豊川まで動員されたんだよ。工場で武器を製造していた。」
   「戦争末期に空襲があってそれは酷いもんだった。空が黒くなるくらいB29が飛来してきて、空が黒くなるくらい爆弾が降ってきた。爆弾ってのはな、飛んでる飛行機から落とされるので、斜めに落ちて来るんだよ。真上から落ちてくるんじゃない。逃げる俺の後方から爆弾が降ってきて、前方で逃げていた仲間が犠牲になった。俺は背が低かったので爆弾に当たらず助かった。一瞬のことで酷いもんだった」


……このような話だったと記憶しています。とてもリアルな戦争体験話で衝撃を受けました。
これが終戦1週間前の出来事というのがやるせない気持ちになりますが、当時8月15日に戦争が終わるなどとはここで働いていた人達含め国民は知らなかったことでしょう。

今日、改めて平和のありがたさとそれを守っていく責務を感じました。



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