ヨーカドーあと1週間

ども。pom1です。

店時の盛況をついこの前のことのように思い出します。

ヨーカドー浜松駅前店 閉店まで1週間 2007/01/07
閉店売り尽くしセールでにぎわう店内=浜松市のイトーヨーカドー浜松駅前店
 浜松市中心部のイトーヨーカドー浜松駅前店(同市鍛冶町)が14日、閉店し、19年の歴史に幕を下ろす。残り1週間となり、従業員は閉店売り尽くしセールの対応に追われ、店内は最後のにぎわいを見せている。一方、閉店後の跡地利用方法は地権者法人が議論を重ねているが、方針は決定していない。2月には空きビルになる予定で、利用者からは「寂しい」と惜しむ声もある。
 同店は1987年7月に開店した。衣食住の商品がそろうGMS(総合スーパー)で、同市中心部に住む75歳の女性は「ここがなくなったらとても不便。高齢者が着られる服もあるし、ここに来れば何でもそろったのに」と残念がる。
 35人の正社員は転勤する。約120人のパートやアルバイトは解雇されるが、同市内の同業者から求人が多く集まっている。一昨年11月にイトーヨーカ堂が撤退を正式表明し、「社員らの士気やモラルの低下を心配したが、それがなかった。みんなで最後の日を迎えようと思ってくれてうれしい」と内山修総務担当マネジャー(53)は従業員に感謝の言葉を贈る。
 閉店後、17日までに商品や施設を移し、18日には社員らで解散式を行う。36あるテナントの多くが新天地での開店が決まり、宮竹店への移転が決まった子ども図書館は27日に開館を予定している。
 浜松駅前店に通算12年勤める内山マネジャーは「毎日、利用者から閉店されたら困ると言われ、つらい気持ちでいっぱい。最後まで全力で勤めあげたい」と思いを語った。


ついにあと1週間となってしまいましたか。
1月14日が最後とのことです。
寂しい限りですね。
中心市街に住む方々にとっては生活用品購入に欠かせない店だったようです。
開店した当時、私は中学生でした。1階から最上階まであのエスカレータに行列ができていました。
あの頃はまだニチイも丸井も西武も松菱もBIGOFF(長崎屋)もあり、街中が賑やかだったなぁ……。

中心市街の衰退と歩行者動線の変化が原因でしょう。
歴史を振り返ってみると
かつては浜松駅→松菱→西武→丸井→名店ビル→ニチイだった動線が
ヨーカドー登場により、浜松駅→ヨーカドー→モール街→松菱→西武という動線となったものの、
相次ぐ大型店撤退によりモール街が飲み屋&パチンコ街と化してしまい、衰退。
丸井撤退により鍛冶町通り北側の商業が衰退し名店ビル消滅。有楽街が飲み屋街化し始める。
そして西武撤退により浜松駅→遠鉄という動線がメインとなり松菱がさらに衰退。
ザザによりテコ入れを図るも間に合わず松菱自爆。
今は浜松駅→遠鉄→ザザであると思われますが遠鉄からザザの間にはこれといった見所がないため街歩きもイマイチ楽しめないものがあります。
浜松の中心街計画には決定的に「歩行者動線」というキーワードが抜け落ちていると思えてなりません。歩行者動線というほど歩行者がいるのかということも疑問ですが。

すんなり決まると思われたヨーカドーの跡地利用もやはり頓挫しているようで、
一時的とはいえ(そう願いたい)これでまた中心市街に廃墟が一つ増えることになりそうです。

もう街中はほっといて天竜川、高塚、上島あたりの駅周辺をミニ市街化してみてはどうかと思うのですが。。。


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