ども。pom1です。
スイスの首都、ベルンにいます。
ウソです。
でも、かつて旅したことはホントです。その時の記録です。
メインストリート(クラム通り)。スイス各州の州旗がはためいています。
エネルギッシュな風景です。
ベルン旧市街を望む。中央の高塔が「ベルン大聖堂」。1893年完成だが、着工からなんと約470年かかったとのこと。足利義満が着工し、伊藤博文が完成させたような時代感覚です。
旧市街では大聖堂より高い建築物を建てないのがルール。石造りの建物で統一された景観はまさに中世の街並み。旧市街は
世界遺産に指定されています。
正午。この風景の中には雑多な俗世的BGMは無く、ただ街全体に大聖堂を中心に多くの聖堂の鐘の音が幾重にも鳴り響いていました。その様子は今想い出しても鳥肌が立つほど感銘を受けたものでした。
路面電車とともに旧市街へと向かう。
ベルン大聖堂の近くに来ました。中に入ってみましょう。
ステンドグラスが荘厳です。
「最後の審判」のレリーフ。字が読めなくても聖書が理解できるようになっています。
12世紀創建という見事な時計塔。この街のシンボルです。
旧市街の賑わい。この通りには日本ではまず見られないトロリーバスも運行されています(よ~く見ると架線が見えます)。旧市街には中世から残る石造りのアーケードモールがあり、そこにいろいろな店が並んでいます。歩いていてとても楽しかったです。
ベルンは人口13万人程度と、磐田市にも及ばない人口ですが、写真で見る以上にかなりの賑わいがありました。
路面電車も運行されています。歩行者モールに路面電車(トラム)が頻繁に走ってくる姿は、クルマに頼らず街中に賑わいを創出するトランジットモールの完成形そのもので、感動モノでした。
↑他サイトから拝借。こんな感じ。
その賑わいは実人口の数倍、50万人規模以上に感じられ、大変興味に値します。
日本の都市ではよほどの観光都市でもない限りまず考えられないことです。
こんな組み合わせが良く似合うのもベルンならでは。
なお、ベルンとはドイツ語で「熊」という意味です。
【徒然旅行記メモ】
場所:スイスの首都ベルン市
日時:2001年4月30日
前経由地:グリンデルワルド
次経由地:シオン城
交通手段:バス