雰囲気のいいバー「如月cafe」(甲府)

POM1號

2015年05月08日 01:36

ども。
都市部における繁華街の醍醐味っていうのは、
「多様性」があって、「ワクワク感」があること、そして、
その土地ならではの「気」があることだと思います。
そこが郊外にあるモール型ショッピングセンターとの違いかと。

…まあ、要するに「飲めることが醍醐味」といえなくもないですが…


そんなワクワクを、しかも旅先の地で感じることができると、
素晴らしい経験になりますね。

人生の経験値、まだまだ稼ぎたいpom1です。

そんな体験をしてきました。
(ピラタス蓼科へスキーに行く前日の出来事です)

………………………


夕食を甲府駅前の居酒屋で済ませ、宿へ。
夜10時を回り、嫁さんと息子は寝てしまった。

……よしよし、寝たな。

   さあ、そろそろ行くか。


居室で浴衣を外着に着替え、外へ出た。
行き先は決めてある。
北口から北へ向かう。

甲斐の県庁所在地、甲府市。
甲府は駅南口の方が開けており、
北口はどちらかといえば住宅地が多く落ち着いた雰囲気だ。

少し歩くとここは、
20年前、後輩が下宿していたあたりだ。
かつてこのあたりにあった銭湯も、
今は住宅に建て替えられてしまったようだ。
それにしても夜ということもあってとても静かだ。


しかしここに目当ての店がある。というか、さっきホテルで調べた。


ネット情報だと確かこのあたりか。


真っ暗。看板も無く、一見すると民家と変わらない。



本当はこんな感じ。入り口が小さく、まるで茶室のにじり口みたい(画像はグルメサイトから)


木の扉に手を掛ける。
一瞬ためらうも、ええぃ、ままよ。

ガラガラガラ。
闇から店内の灯りに滑りこんだ。
カウンターの常連さんの視線がささるが、
構わず店内の歩を進めてカウンター奥に座った。


ここは「如月cafe(きさらぎかふぇ)」
夜はショットバーとなっている。
店内はコンクリート打ちっ放しと木の風合いが調和。
天井が高く、奥には2階へ続く階段がある。
カウンターはオープンキッチンにもなっている。
バーでありながら食事も美味しいとのこと。
時々ライブも開催されるとか。
まさに隠れ家。


では  まず一杯目は、
バランタインのロックで。


このバー、
自分が学生の頃は無かった。
 (そもそも学生時代にバーに行くことなんて無かったけど)
マスターに訊ねるとオープンして10年ほどという。
知らぬ間に時が経っていたことを感じた。


二杯目はカクテルを。
ジンジャーエールの辛みが効いたモスコミュール。



三杯目は、国産ウィスキーのハイボールを。
そうだ、山梨県だから白州の「森香るハイボール」にしようか。

するとマスター、
「こちらの方がおススメです。絶対飲んでみてください」
それでは と、おススメをオーダー。
それは、サントリーのウィスキー、
「japanese harmony」という肩書の付く、「響」のハイボール。
これが風味、炭酸との混じり具合、どれも調和がとれていて感動。
このウィスキーは今年3月に発売されたばかりとのこと。
調和がとれた風味なので、ハイボールにしてもよし、ロックでもよし、といったところ。


うーん、至福のひととき。


午前様までマスターと語り、
いい気分でホテルに帰りました。
また行ってみたいです。









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