野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目

野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目
ども。pom1です。

恒例のスキーツアーを昨年末行ってきました。
行き先はこれまた毎年恒例の野沢温泉。pom1にとっては「スキー,温泉,アットホーム,酒,旨いもの」の5拍子揃った聖地です。今回は2泊3日で行ってきました。なお今シーズンは雪が異常に少ないため、1日目だけpom1のホームゲレンデ(自称)であるエコーバレーで滑る計画としました。
それではどうぞ。
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1日目(2006.12.28,木)
仕事納めの慌しさも落ち着かないままで支度。板へのワックスがけは前の週末にしておいたため面倒くさいことはなかった。
そして22:00に迎えが到着、22:10に浜松の自宅発。
  今回メンバーは職場の面々で、焼津の三十路男、新人2名(トミー&キャプテン)、「雪上の重機動戦車」の異名をとる新婚男、そしてpom1の計5人である。pom1と新人×2は浜松から、焼津の三十路男と新婚男は焼津からの出撃である。国道1号をひたすら東へ。


途中メンバー合流のため23:30焼津に立ち寄り。
国道150号で日本坂TNを抜け、海沿いを清水港へと走り興津にて0:18国道52号へ。1:30鰍沢のコンビニにてトイレ休憩。その時にメンバーの1人である三十路男がなんとも驚くべき発言を。
「腹減ったので夜食にしませんか?」

え?

とのことで夜食プランを検討。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目夜中の国道52号
増穂のスカイラークへ。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目夜食のカニ雑炊
こんな夜中にファミレス行くなんて、久しぶりだなあ。しばし「学生気分」に浸った。
夜食後、開通したばかりの増穂ICから2:30中部横断道へ。この道路はここまでできてようやく「使える道」になったといえるかもしれない。とりあえずこれで峡西の集落道路化地帯はパスできるようになった。それにしてもこの増穂ICはユニークである。国道52号からの入り口に料金所が無い。
そのまま本線となる。そしてあっけにとられて走っていくと、6km先の南アルプスIC手前本線上に料金所がある仕組み。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目これは昼に撮影したもの(増穂方面を望む)
なんか首都高みたいだな。増穂以南は当分建設しないという方針の表れか。

2:40に双葉JCT。増穂からたったの10分で中央道到達とは10年前には考えられなかったな。中央道を走っていると長坂付近から雪が降ってきた。おとといまでは雨嵐だったが昨晩から寒波という。いよいよ来たか。気が引き締まる。
3:10諏訪南ICを出て一般道へ。一路エコーバレーを目指す。
 今回、野沢温泉での2泊3日であるが今シーズンの野沢は雪が少なく2日前でも
 山麓ゲレンデは 草地がほとんどという惨憺たる有様。
 山頂ゲレンデはオープンしているもののゴンドラでの登山&下山アクセスは時間と体力のロスが大きい。大雪の情報もありギリギリで全面滑走となる期待もあったが、1日目は大事をとって途中にあるエコーで、ということになったのである。

雪は常に降っており、道路は真っ白。夜中でほとんど交通量の無い道のため轍も無く、走ると雪煙が上がった。後続車(同朋車)はたまらんかっただろうな。
3:30茅野のコンビニにて朝食を買出し。これより先にコンビニは無い。
国道152号で白樺湖を経由、(この時白樺湖手前で遭遇した除雪車のナンバーが『諏訪』であったことに感動)大門峠を越えて4:15にエコーバレー到着。
寝袋とウェアを持って仮眠所へ。年末だからさぞ混雑しているだろうと覚悟していたが、空き空きで拍子抜けだった。ハイシーズンにはB1、B2双方の仮眠室が満杯になるのだがこの日はB1のみの開放。
6:30まで仮眠。
7:00からの「早朝道場」(第8リフト無料運転)に間に合うよう準備。7:15にゲレンデ参上。pom1の今シーズン初滑りスタートである。吹雪とガスの入り混じる中であったが早朝という洗練された雰囲気に体のキレもいい(と感じただけかも)。

野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目早朝のエコーバレー
天候は初め吹雪いており過酷なスキーライフを覚悟したのだが、次第に晴れていき昼前には快晴。第8リフト沿いをガンガン滑った。硬いバーンは滑りも軽くまとめることができ、練習に最適。無料リフトは8:00頃までだがその間10回リフトに乗ってしまった。
リフト券は午前券を購入し、本日午後を野沢への移動時間に充てることにした。それにしても丁度雪が降ってくれたのはラッキーだった。アンデルマット第1ゲレンデ上部には昨晩から降り積もった新雪があるという珍しい状況。
第5リフト運転開始とともにすかさず突撃を決断。フカフカの雪は軽く、気持ちよかったよ。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目アンデルマットの壁に挑む
まだ朝早く余裕のある体力に任せて滑ってみた。
10:00前に休憩。そのまま早めの昼食とした。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目早めの昼食
若者3名は食事を平らげると即座にゲレンデへと出撃していったが、ノンアルコールビールを飲んでいたpom1含む三十路男2名はそのまま仕事の話とかが盛り上がり、1時間以上も話し込んでしまった。
11:15頃にようやくゲレンデに復帰。
昨晩からの積雪のおかげで今日から運良く上部ゲレンデも開放されているとのことで上部ゲレンデへ行き、景色を堪能。夜の雪から一転の快晴。スキー場のトップから眺める浅間山の眺望は素晴らしいものがあった。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目前方に浅間山が。
クワッドリフト沿いを2本滑ったところで12:00。
午前券終了の時刻である。リフト乗車回数は27回であった。

若者3人と合流して片付け。
13:00にスキー場発。
野沢温泉へのルートは当初、エコーバレー→新和田トンネル→国道142号→下諏訪→国道20号→岡谷IC→長野道 と考えていたがゲレンデから浅間山を眺めていた時にインスピレーション。
「あっそうか。エコーから北上して上田に行った方が早いじゃん」
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目赤:岡谷経由 青:上田経由
一目瞭然。一体何を寝ぼけていたのやら……

長和町(長門町と和田村の合併した町名)の道の駅に立ち寄り一休み。ここの道の駅、いろいろな店が建ち並んでいて散策が楽しかった。漬物屋に酒にレトロな3輪トラック、ビン牛乳……(pom1の趣味にマッチするなあ) 日帰り温泉施設もあったのだが今回はパス。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目三輪トラックの前でビン牛乳

さて上田方面へ。この辺りの風景は冬枯れの山と田圃に雪が降り積もり、いかにも信州という感じが出ていて味わい深い。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目ここも国道152号
しかも道は国道152号である。同じ国道なのに遠州とは風景が全く違う。千曲川を渡り浅間サンライン→国道18号と経由し上田菅平ICから上信越道へ。
上信越道の交通量は年末のためかそこそこ多めだった。そのまま休憩をとらずに豊田飯山ICを一気に目指した。途中、信州中野ICにてチェーン規制の検問があったが、道路上に雪があるということは無かった。

豊田飯山ICから国道117号へ。上田近辺では太陽がまぶしいくらいであったが飯山は正反対。空はどんより雪が降り、路面には雪が積もり視界不良。同じ県内とは思えない。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目どんよりどよどよ飯山
国道117号を走り飯山市内のコンビニにて酒やつまみを買出し。ここまでくると終点まではあと10分。降りしきる雪の中、野沢温泉の宿に到着。
今日のスケジュールは「エコーバレーで滑った後、宿&タウンでのんびり」という方針のため、部屋に荷物を持ち込んだ後は外湯(中尾の湯)へ。毎年末ここに来ているが、今年もまたこの温泉に入ることができる。この頃はあたかも親戚の在所に来ているような感覚になりつつある。中尾の湯でゆっくり温泉を堪能した。

宿に戻り、夕食。ボリュウム満点である。野沢にスキー行く度pom1は太って帰ってくるのである。
19:30になりタウンへ。もう一人の三十路男&新人1名は留守番とのことで3人で外出。タウンへ。年末ではあるがタウンの人出はまだまだ。まずはこの機に野沢のシンボル的外湯である大湯へ。
昨シーズンに無かったものとして、おでん屋(どういうわけか「オデン屋」とカタカナ表記)が出現していた。
野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目野沢タウン
フキヤの隣にあった本屋は閉めた模様。唯一のパチンコ屋も閉店か? 今年もMonloe(モンロー:イタ飯が旨い居酒屋)は営業してなかった。
まずは立ち飲みバーへ行ったが混雑しておりカウンターに並べず。こういうところはマスターに酒の薀蓄を聞きながら飲むのが楽しいのだが残念だ。それと立席にあるランプの油の匂い(?)がどうも今日の気分に合わず、焼酎「帰山」の水割りを1杯だけ飲んで退場した。
次に飲み屋でも行こうと思ったのだが「喰庵」も今日は店を閉めており、「みなと」までは遠いかなと思い、「四十雀」へ。軽くキムチや焼き鳥をつまみに飲んだ後、〆のラーメン。ここはラーメンもけっこういける。これを目当てに来る客も多いとか。「野沢菜タンタンメン」というメニューが登場しており所望。野沢菜のみじん切りと挽き肉、唐辛子を混ぜたあんかけがかかった醤油ラーメン。
激辛だが辛いだけでなくクセになる味であった。
うまいうまいと食べていると店の主人が「こちらもまあ商売人だからね。考えて作っているんだよ」と。恐れ入った。

野沢温泉湯ったり呑んびりツアー 1日目怪しい?ゲーセン
庄平そばの向かいに出現した小さなゲーセンに立ち寄り、長野屋酒店に寄って宿に戻り、この日の全工程は終了。明日は昨晩からの大雪でようやく山麓ゲレンデまで全面滑走可となった野沢温泉スキー場を滑りまくるのである。

~2日目に続く~



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